スキーバス運行事業を始められるようになるまでの流れ

スキーバスは、旅行会社が集めたスキーツアーの参加者を乗せて、スキー場やその周辺の宿泊施設まで移動する貸切バスの一種です。

このため、スキーバスの事業を始めるためには、国土交通大臣から一般貸切旅客自動車運送事業の許可を得なければなりません。一般貸切旅客自動車運送事業者としてスキーバスを運行しようとしている者は、営業所や休憩施設、バス、車庫など、事業を行うために必要なものを用意できるようにしておき、その後営業所を管轄する運輸支局に許可申請書類を作成して提出します。

この書類が受理されてから約1ヶ月後に、地方運輸局で法令試験とヒヤリングが行われます。法令試験は代表権を持つ者が受験しなければならず、不合格になってしまうと、どんなにしっかりした内容の書類であっても申請は却下されてしまいます。法令試験を通過した後は補正作業に入り、許可基準に適合しない箇所が見られた場合には申請書を修正し、適合か不適合かの判断が難しい箇所があった場合には指定された追加資料を提出します。

この作業を何度か繰り返し、補正の必要がなくなった場合は審査に入ります。そして、この審査によって許可基準を満たしているとみなされれば申請が許可され、運輸支局で申請者に許可書が交付されます。一般貸切旅客自動車運送事業者となった後も、スキーバスの運行を始めるためには更に準備が必要です。

許可を得た後は、運行料金の設定や、運行管理者、整備管理者、安全統括管理者の選任、安全管理規程の作成などを行い、その内容を届け出なければなりません。また、一般の事業者と同じように、税務署への税務関係の届出や、スタッフの社会保険加入手続きなども行う必要があります。

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